
きゅうりは、温暖な気候を好むつる性植物。冬にハウスで栽培されることも有りますが、家庭菜園で楽しむなら露地栽培の可能な夏場がオススメ。また、成長が大変早く、最盛期には1日数回収穫することもできます。
きゅうりは世界一栄養のない野菜?!
そのさっぱりとした味から分かる通り、きゅうり全体の90%以上は水分です。ビタミンC、カロチン、カリウムなどの栄養素が含まれていますが、その含有量は低く、なんとギネスブックに「世界一栄養のない野菜」として登録されているほど!とはいえ、きゅうりに含まれるカリウムやイソクエルシトリンには利尿作用があり、からだのむくみをとる効果があるとされています。
【育て方】
- 土づくり
種や苗を植える2週間位前に、土全体にしっかりと肥料を与えておきましょう。また、きゅうりは連作できないため、同じ場所で育てる場合は必ず2〜3年あけるようにしましょう。
- 種まき〜植え付け
ポットに種を植えて、気温が20〜25度程度になってくると発芽し始めます。苗は、本葉4〜5枚になったころに植えつけます。
- 手入れ
合掌づくりの支柱をたてて、茎がまっすぐ伸びるようにひもで支柱に誘導しましょう。肥料切れに弱いので、2週間に1回程度は肥料を与えるようにしましょう。
- 収穫
若木のうちは、大きくなりすぎる前に早めに収穫しましょう。そうすることによって、その後の成長が促進されます。
【育て方のポイント】
- 苗は5月頃に植えるのがベスト。風通しがよく、日当りのいい場所に植えましょう。
- 鉢植えの場合は1株を10号〜12号ポットに、直接地面に植える場合は50〜60cm感覚で植えましょう。
- 石灰などを混ぜた肥沃な土で育てましょう。また、1ヶ月に2回程度は肥料をあげるようにしましょう。
- 土の表面を乾燥させないように、定期的に水やりをしましょう。